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経団連自然保護協議会委託「先進的企業事例と体験から学ぶネイチャーポジティブセミナー」第2回の開催

2025.4.7

経団連自然保護協議会

経団連自然保護協議会では、ネイチャーポジティブ経営の裾野の拡大や質の向上への取組みの一環として、企業人向けの環境教育の推進を目的に、2024年度、「先進的企業事例と体験から学ぶネイチャーポジティブセミナー」(委託先:一般社団法人ヤマネ・いきもの研究所)を開催し、各回で設定したテーマについて多角的に学べるよう、「講義」「体験」「ワークショップ」という3段階構成の研修プログラムを実施しています。

2回目となる3月7日のセミナーでは、「トンボはドコまで飛ぶかフォーラム」の活動を取り上げ、官・民・学・市民連携による同フォーラムの取組みを通じて京浜工業地帯内緑地の「自然共生サイト」の認定を取得した経験から学ぶプログラムが組まれ、協議会会員企業を含む11社から計14名の企業人が参加しました。

まず、はじめに、「トンボはドコまで飛ぶかフォーラム」副代表の島村雅英氏より、京浜臨海部における企業・市民・行政・専門家等の連携による自然再生への取組み状況について説明があり、活動に携わる多様な参画者について学びました。続いて、参画者の一員であるマツダ株式会社R&D技術管理本部地域・社会貢献担当の大鶴智子氏より、マツダR&Dセンター横浜の環境活動について事例紹介がありました。

次に、一般社団法人「鶴見『みどりのルート1』をつくる会」代表理事である高田房枝氏より、市民としての国道1号沿いの緑化への取組み状況について、横浜市みどり環境局公園緑地部環境活動事課担当係長の森厚太氏より、横浜市としての京浜の森づくりへの取組み状況について、それぞれ説明がありました。

これらの具体的取組みに関する知見を得たうえで、参加者は生物多様性アカデミー代表理事の小堀洋美氏による「同フォーラムの多面的意義と企業価値の向上」をテーマとした講義を受講。自然資本に立脚した企業価値の創造や、ネイチャーポジティブ経済がもたらす経済効果について理解を深めました。

午後は株式会社JVCケンウッドのとんぼ池にて水中の生物を観察する体験学習を行い、その後のワークショップでは、本セミナーでの学びを社内外に広め、ネイチャーポジティブへの取組みを推進するための方策について、参加者の間で活発な意見交換が行われました。

【写真】

講義の様子

 

「とんぼ池」での体験の様子

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