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IUCN世界自然保護会議(WCC)2025への参加 -経団連自然保護協議会主催のイベントを現地開催-

2025.11.25

経団連自然保護協議会

経団連自然保護協議会(西澤敬二会長)は10月9日~12日、アラブ首長国連邦アブダビで開催されたIUCN(国際自然保護連合)世界自然保護会議(WCC: World Conservation Congress)に参加しました。鎌田和彦副会長がハイレベルフォーラムに登壇し日本産業界の取組みや考え方を説明したほか、当協議会が企画したイベントの開催や、国際機関・組織首脳との面会を通じて、2030年ネイチャーポジティブに向けた課題や今後の展望等について意見交換を行いました。

■フォーラム、他団体主催イベントでの登壇

ビジネスサミットのオープニングセッション「生物多様性とレジリエンスのための資本動員」では、鎌田副会長が木材由来のバイオエタノールや医薬品の生産、森林価値の評価研究など森林資源を活かす産業界の取組みを紹介しました。

また、IUCN主催イベントにおいては、饗場崇夫企画部会長がOECM(Other Effective area-based Conservation Measures : 保護地域以外で生物多様性保全に資する地域)の国内事例やIUCNとの協働成果を紹介した。あわせて、当協議会・IUCN・環境省によるOECMレポート共同プロジェクトの開始を発表しました。

■経団連自然保護協議会が企画したイベントの開催

当協議会は、IUCN アジアパビリオンにおいて「アジアにおけるGBFターゲット3への貢献に向けたOECMの取組み拡大」をテーマとするイベントを主催しました。冒頭、IUCNアジア地域担当の責任者より、2030年目標のひとつである30by30(サーティ・バイ・サーティ)の達成に向けては、国等による保護地域の設定だけでなく、民間が所有する土地を管理しながら保全に取り組むOECMへの取組が重要なアプローチであるとの考え方が説明されました。

続いて行ったパネルディスカッションでは、大学・企業・NGO・地域原住民の代表者がOECMへの具体的な取組み事例を紹介しました。参加者から多くの質問が寄せられ盛況なイベントとなりました。

■海外主要団体との面談

会場内では、IUCNのムバラク会長のほか、国連開発計画(UNDP)および持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)幹部と面談し、OECMの国際的普及の促進等をテーマに今後の協働・連携の方向性等について意見交換しました。また、生物多様性条約事務局(SCBD)のショーメーカー事務局長、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)のゴールドナー事務局長、国連環境計画(UNEP)幹部とも面会し、当協議会が実施した日本経済界の取組状況に関するアンケート結果について説明するとともに、生物多様性と気候変動等との統合的アプローチの促進に向けた意見交換を行いました。

 

ビジネスサミットのオープニングセッション:鎌田副会長より産業界の取組みを紹介

 

IUCN主催イベントへの登壇の様子:饗場企画部会長(壇上座席中央)

 

経団連自然保護協議会が企画したイベント:(左から)大正大学 古田尚也 教授、NTFP-EP Asia ユーフェミア フェリーサピントゥ 氏、環境省 鈴木渉 生物多様性戦略推進室長、清水建設 橋本純 グリーンインフラ推進部長、BirdLife International レスリー ディッキー 副代表

 

IUCNとの面談:(左から)IUCN ラザン アル ムバラク 会長、鎌田副会長、饗場企画部会長

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