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オンラインシンポジウム「自然資本会計の現状と課題」のご案内(12/8)
2025.11.27
京都大学農学研究科生物資源経済学専攻
森林、海洋、大気などの自然環境は生態系サービスを生み出す「自然資本」であり、自然資本と経済は密接な関係があります。自然資本から得られる生態系サービスは経済活動の基盤を支えていますが、自然環境の経済価値が評価されていないために自然資本への投資が適切に行われず、自然資本の劣化が進行しています。
こうした中で、世界的に「自然資本会計」に対する関心が高まっています。自然資本会計では、自然資本の価値を定量的に評価し、従来の企業会計や国・自治体の公会計に自然資本を反映することが可能となります。
本シンポジウムでは、「自然資本会計」の構築に向けて、これまでの研究動向を展望するとともに,今後の研究課題や政策課題を明らかにします。
日程:2025年12月8日(月)13:00〜16:00
開催方法:オンライン(Zoomウェビナー)
参加費:無料
主催:京都大学農学研究科生物資源経済学専攻
参加登録:以下のサイトより事前に登録
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_EydXkISwRZWzGOYeh8DMwg
趣旨説明(栗山 浩一)
プログラム
第一部(報告演題は仮題)
1. 趣旨説明(栗山浩一,京都大学)
2. 自然資本会計における環境価値評価の役割と課題(竹中 昂平,帝塚山大学)
3. SEEAの経済モデリングへの応用(氏川 恵次,横浜国立大学)
4. Beyond GDP(新国富指標とウェルビーイング):自然資本からの社会変革(岸上 祐子,九州大学)
第二部
パネルディスカッション
大澤晃一(環境省)+講演者
なお,本シンポジウムは環境省推進費「環境価値評価と経済モデリングを用いた「自然資本会計」の開発」の研究成果の一部です。
本プロジェクトについては以下のサイトをご参照ください。
自然資本会計プロジェクト
https://kkuri.kais.kyoto-u.ac.jp/~kkuri/nca/
お問い合わせは栗山<kuriyama.koichi.8w@kyoto-u.ac.jp>にお願いいたします。
皆様のご参加をお待ちいたしております。

