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「植林活動の経済価値評価ツール」を公開しました
2017.6.27
一般社団法人バードライフ・インターナショナル東京
バードライフ・インターナショナル東京では、企業や自治体などが自然保護活動として実施している植林活動の成果を可視化するツールとして、「植林活動の経済価値評価ツール(以下、本ツール)」を開発しました。本ツールは、植林活動によってもたらされる経済価値の評価予測を行うシミュレーションツールであり、バードライフのホームページにて無償で提供されています。
本ツールでは、植林活動により期待される効果のうち、以下の3つについて、簡単な現地調査と植林時の基礎情報のみで経済価値を算出することができます。
① 大気浄化機能:大気汚染や温室効果ガスなどの影響を緩和
② 貯水機能:土砂崩れや水害などの自然災害への抑止力
③ 気象緩和機能:ヒートアイランド現象を緩和
本ツールは、植林規模の大小に関わらず適用が可能で、迅速・簡易的に机上で経済価値を算出することができます。
バードライフでは企業や自治体が実施する植林活動の価値や重要性についての理解を促進するため、植林による生物多様性への影響といった非経済価値の調査・評価も含め、植林の総合的な診断とコンサルティングも行っています。詳しくはバードライフホームページをご覧下さい。