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訪英ミッション:バードライフインターナショナル記念イベント参加等

2022.11.7

経団連自然保護協議会

経団連自然保護協議会では経団連自然保護基金を通じて30年に亘り国内外のNGO等が実施する、開発途上国等での生物多様性保全活動を支援してきました。また毎年視察ミッションを派遣し、支援プロジェクトの関係者や現地政府等との対話も行ってきました。こうした日本経済界の取組は、世界からも高く評価され、NGOとの関係構築に繋がっています。このような実績を背景に、バードライフインターナショナル(BL)が2022年9月15日に創設100周年の記念シンポジウム(BirdLife100)をロンドンで開催するにあたり、ご招待をいただき、参加しました。

BLは世界最古の環境NGOのひとつであり、同記念シンポジウムには、IUCN、WWFはじめ国際NGOの要人やビジネスリーダーが参加されました。当協議会としてはこの招待を受けて、パネルディスカッションへの参加、要人との個別面談を実施し、①ポスト2020生物多様性枠組実現に貢献するという基金の方針の発信、②これまでの日本経済界の取り組みの発信、③協議会・基金に対する今後の期待を聴取し、併せて、④生物多様性保全というグローバル課題の解決に向けたネットワーク強化につなげました。

シンポジウムの翌日にはケンブリッジを訪れ、①Cambridge Conservation Initiative(CCI)のNGOや国際機関、②ケンブリッジ大学ダーウィンカレッジ学長のマーク・ランズ博士とそれぞれ意見交換を行いました。

  • メインイベントの1つであるパネルに西澤会長が登壇し、①レイチェル・カーソンが60年前『沈黙の春』において、生態系の危機に言及し人類が選択するべき道を訴えた話に触れ、②残された時間はそう多くはないことを強調し、③年寄や若者・企業やNGOが対立することなく同じ船に乗ってアクションを起こすことの重要性を話しました。また、いずれもグローバル企業の役員層である他のパネリストも、生物多様性問題に関する極めて高い危機感が表明されました。
  • KNCFの新たな方針について、要人やNGOからは大いに評価いただき、ポジティブなフィードバックを得ることができました。

 

 

  • こうした対面での対話を通じて、バードライフとの信頼関係を強化したほか、CCIのような先進的なNGOや国際機関のネットワークとの接点も構築しました。また、NGO、国際機関、パネル登壇した企業等、いずれもGBF採択の重要性に言及しており、BirdLife100というイベントはCOP15へのモーメンタムづくりにも繋がっていました。
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