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土地・森林保全と持続的農業による生活改善プロジェクト(基金助成事業)

2015.6.26

日本国際ボランティアセンター

2012年度より3年間助成をいただき、ラオス南部サワンナケート県の農村部2郡(ピン郡アサポン郡)において土地・森林保全と持続的農業による生活改善プロジェクトを実施した。両郡の住民は伝統的に生物多様性豊かな森林を使用し、食料や生活資材を得てきたが、森林が外部からの開発案件の投資の対象となり、村人の望まない形の土地収用も起きるようになった。本事業では、① 村人が将来に渡り森を利用でき、② 生業である農業の改善を通して村人が安定した暮らしを送れることを目的とし、森林保全、自然資源管理、持続的農業の普及を中心に活動を進めた。より具体的には、以下の活動を行った。

○参加型土地利用計画(村の境界を確定させ、土地森林の利用方法を決める)

○意識啓発ドラマ・人形劇(土地問題に対する対処などを劇で説明)

○法律研修(村人の土地森林に関する法的権利を説明)

○自然資源管理(共有林、魚保護区などを設置)

○持続的農業技術研修(環境負荷の低い稲作技術や籐栽培技術を紹介)

○米銀行(村内で低利でお米を借りられる仕組み)

○家畜銀行(資産となる大型家畜を持たない家族に牛を貸し出し)

○深井戸、浅井戸(修理研修を行うなど持続的管理に留意して支援)

90%以上発芽したラタン栽培
衛星地図を使用した参加型土地利用計画
研修で紹介された牧草を食べる牛銀行の牛

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