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企業版ふるさと納税を活用した大村湾SDGsプロジェクト事業の推進について
2023.7.12
長崎県大村市
大村市は長崎県のほぼ中心に位置しており、緑豊かな多良山系と波静かな大村湾に囲まれた都市です。また、本市に面する大村湾は、「琴の湖(ことのうみ)」と呼ばれ、ナマコやアナゴ、シャコなど良質の海産物が取れる宝の海、スナメリが生息する穏やかな海としても知られています。
一方で、全国でも稀な二重閉鎖性海域のため、海水の入れ替わりに時間を要する内海でもあります。
大村市は、これまで公共下水道の整備をはじめ、沿岸市町と連携した海岸浮遊ゴミ除去対策、沿岸清掃活動など、その水質改善に取り組んできました。
また、昨年度からは、企業版ふるさと納税を活用した「大村湾SDGsプロジェクト事業」をスタートしています。この事業の目的は「大村湾」の水質浄化、藻場の再生、生物が生息しやすい環境回復などを図り、大気中のCO2を海洋に吸収・固定化作用があるとされる「人工サンゴ」の実証研究を実施することで、CO2削減に寄与し、脱炭素社会の実現に貢献することです。
令和4年度は多くの事業者様からのご賛同を得て、総事業費費630万円、水質浄化セラミック110㎡、人口サンゴを45㎡を配置することができ、本年度も、引き続き取り組む計画です。