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国内支援プロジェクト視察 「三草山ゼフィルスの森を中心とした自然保護活動と人材育成」(大阪府豊能郡能勢町)

2023.8.4

経団連自然保護協議会

経団連自然保護協議会は、8月2日(水)、経団連自然保護基金が支援するプロジェクト「三草山ゼフィルスの森を中心とした自然保護活動と人材育成」の視察を行いました。西澤会長、饗場部会長をはじめとする14名が参加しました。

 

三草山ゼフィルスの森は大阪府豊能郡能勢町と兵庫県川辺郡猪名川町の府県境に位置し、公益財団法人大阪みどりのトラスト協会によって保全活動が行われております。この地域は、豊かな自然環境が残る一方、樹林地の転用や耕作放棄により、生物多様性保全に必要な環境が急速に失われつつあります。大阪みどりのトラスト協会では、さまざまなステークホルダーと連携し、里山の生物多様性の保全を目的に、2次林や水田などの多様な生態系において、里山整備活動やモニタリング、普及啓発イベントを実施しております。

 

今回の視察では、実際に里山整備のための活動を体験することを通じ、多種多様な生物の存在や、植生管理の苦労などを知ることができました。

また午後の意見交換会では、能勢町の上森一成町長、大阪みどりのトラスト協会の石井実会長、能勢みどりすとクラブの栖間雅信会長からご挨拶、ご講話をいただき意見交換、質疑応答を行いました。蝶をはじめとした昆虫の保全や里山の維持、管理等に関するご講話、能勢町の取り組み事例をご紹介いただき、貴重な学びの機会となりました。

 

左:西澤会長、右:石井会長

保全活動:外来種の草刈り

意見交換会

意見交換会後に会場外にて撮影

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