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ネイチャ―ポジティブ経営推進のためのガイダンス解説ウェビナー 第1弾(12/14)を開催 ~世界経済フォーラム、WBCSD等欧州経済団体との共同企画~
2023.12.18
経団連自然保護協議会
経団連自然保護協議会では、持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)、世界経済フォーラム(WEF)、Business for Nature等との共同ウェビナーをシリーズで企画いたしました。今回はその第1弾として、当3団体が開発したツール・ガイダンスの全体像を理解することを目的としたセッションを(公社)企業市民協議会(CBCC)の後援も得て開催しました。
生物多様性条約COP15において新たな世界目標として「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が採択されてから1年近くが経ち、欧州の経済団体の間では、ネイチャーポジティブ経営を推進するためのガイダンスの整備が進められています。9月には、WBCSD、WEF、Business for Nature等が共同でセクター別ガイダンスをとりまとめました。11月にはBusiness for NatureがNew Nature Strategy Handbook(ハンドブック)を、日本語も含む多言語で公表しています。
当日は、ネイチャ―ポジティブに向けた具体的な取組みを行うにあたってのステップ、各種ツール・ガイダンスの目的や位置づけ等について、WBCSD、WEF、Business for Natureの有識者等から解説をいただきました。また、「生物多様性民間参画ガイドライン」を作成している日本の環境省も登壇し、当3団体による解説への講評を行うとともに、日本のガイドラインについても紹介しました。フリーディスカッションの時間には、参加者から各種ツールに対する意見や、ネイチャ―ポジティブに関連する今後の国際動向などの質問が積極的に出され、活発な議論が行われました。
スピーカー(登壇順)とウェビナーの様子
- Michael Ofosuhene-Wise, Business Action Senior Manager, Business for Nature
- Ben Matthews, Senior Manager, PwC UK
- Nadine McCormick, Senior Manager, Nature Action, WBCSD
- Isabel Ashman, Project Specialist, Sector Transitions to Nature Positive, WEF
- 環境省 自然環境局 生物多様性主流化室長 浜島 直子様
- CDP Worldwide-Japan アソシエイト・ディレクター/博士(環境学)榎堀 都様
- CBCC企画部会長 関 正雄様
プレゼンの様子