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ネイチャ―ポジティブ経営推進のためのガイダンス解説ウェビナー　第２弾（２/16）を開催　～世界経済フォーラム、ＷＢＣＳＤ等欧州経済団体との共同企画～

2024.2.28

経団連自然保護協議会

経団連自然保護協議会では、持続可能な開発のための世界経済人会議（ＷＢＣＳＤ）、世界経済フォーラム（ＷＥＦ）、Business for Nature等との共同ウェビナーをシリーズでおこなっています。今回はその第２弾として、化学、エネルギーセクター向けのガイダンス解説および日本経済界との対話を目的に、（公社）企業市民協議会（CBCC）の後援も得て開催しました。

生物多様性条約ＣＯＰ15において新たな世界目標として「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が採択されてから１年が経ち、欧州の経済団体の間では、ネイチャーポジティブ経営を推進するためのガイダンスの整備が進められています。セクター別ガイダンスについては、2023年９月に、ＷＢＣＳＤ、ＷＥＦ、Business for Nature等が共同でとりまとめ、公表しています。

化学、エネルギーセクターにおける生物多様性・自然資本の損失を引き起こす主な要因や、それを踏まえた優先的なアクション等について、ＷＢＣＳＤ、ＷＥＦの有識者から解説をいただきました。また、各セクターを代表して、住友化学（株）サステナビリティ推進部主席部員の高崎良久様、ENEOSホールディングス（株）インベスター・リレーションズ部 ESGコミュニケーショングループグループマネージャーの千代宏和様より、ガイダンスへの講評や、環境・課題認識の共有、投資家との対話の在り方に関する質問・意見出し等を行っていただきました。フリーディスカッションの時間には、クリーンエネルギーへの転換過程における自然への影響や、欧州企業における自主性的な取組みに関する質問等が出され、活発な議論が行われました。