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「SATOYAMA イニシアティブ推進プログラム(COMDEKS)」に関する説明会を開催しました
2024.3.4
経団連自然保護協議会
経団連自然保護協議会は、2024年2月13日、経団連自然保護基金が支援する「SATOYAMAイニシアティブ推進プログラム(COMDEKS)」の説明会を開催しました。経団連自然保護基金は環境省と連携し、COMDEKS(コムデックス)に対し6年間で3億円の拠出を実施予定です。
本説明会は、プログラムの実施団体である国連開発計画(UNDP)、ならびに環境省と共催し、経団連自然保護協議会の会員・経団連自然保護基金の寄付者とともに、一般(アカデミア・NGO・ユースなど)にご案内しました。
日本の「里山・里海」のように、農林漁業などで人の手が関わり続けることによってつくられてきた豊かな自然は世界中に存在します。COMDEKSは、このような自然を維持・再構築し自然との共生を目指す活動を支援する国際プログラムであり、GBFやSDGs等の達成に貢献するものです。
説明会の冒頭では、経団連自然保護協議会協議会の西澤会長が「本日の説明会が、自然との共生に向けた事業活動の実現に貢献し、今年開催されるCOP16において、「From Framework to Action」のベスト・プラクティスを、日本経済界が率先して世界に示すことの一助となることを祈念する」と述べました。
また、環境省の松澤地球環境審議官からは、「本日の説明会を通じ、COMDEKS及び、SATOYAMAイニシアティブに対する理解が深まり、これらによる「昆明・モントリオール生物多様性枠組」実施の重要性が一層認識される、有意義な機会となることを期待する」との挨拶がありました。
閉会では、UNDP駐日代表所のハジアリッチ所長より、共同主催者への謝辞と、世界が自然喪失、気候変動、貧困など複数の危機に直面する中、人類の取組みを加速させるよう呼びかけがありました。
説明会には、企業やアカデミア、NGO等からの対面とオンラインあわせて約110名の参加がありました。
説明会:プログラム

開会挨拶 (経団連自然保護協議会 会長 西澤 敬二)


開会挨拶 (環境省地球環境審議官 松澤 裕 様)


講 演 (SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)事務局長 渡辺 綱男 様)


説明 (UNDPアジア太平洋局 環境・エネルギーチームリーダー 山本 晃子 様)
活動紹介 (UNDP本部・コスタリカ・カンボジアの各代表者によるパネルディスカッション)


総括(左:生物多様性条約(CBD)事務局長代行 David Cooper様・右:国連大学サステイナビリティ高等研究所長 山口 しのぶ 様)


閉会 (UNDP駐日代表 ハジアリッチ秀子 様)
登壇者および主催者・ご来賓による集合写真
説明会当日の動画はこちら
【参考情報】
・環境省ホームページ(報道・広報)
SATOYAMAイニシアティブ推進プログラム(COMDEKS)イベントの開催について | 報道発表資料 | 環境省 (env.go.jp)
・UNDP駐日代表所ホームページ(イベント)
自然共生社会の実現を目指して 〜SATOYAMAイニシアティブ推進プログラム(COMDEKS)とは〜 | United Nations Development Programme (undp.org)