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ネイチャ―ポジティブ経営推進のためのガイダンス解説ウェビナー 第3弾(4/17)を開催 ~世界経済フォーラム、WBCSD等欧州経済団体との共同企画~
2024.4.19
経団連自然保護協議会
経団連自然保護協議会では、持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)、世界経済フォーラム(WEF)、Business for Nature等との共同ウェビナーをシリーズでおこなっています。今回はその第3弾として、建設、金融セクター向けのガイダンス解説および日本経済界との対話を目的に、(公社)企業市民協議会(CBCC)の後援も得て開催しました。
生物多様性条約COP15において新たな世界目標として「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が採択された後、欧州の経済団体の間では、ネイチャーポジティブ経営を推進するためのガイダンスの整備が進められています。セクター別ガイダンスについては、2023年9月に、WBCSD、WEF、Business for Nature等が共同でとりまとめ、公表しています。
当日は、建設・インフラ分野において自然への影響が大きい活動や、金融機関のリスク管理・エンゲージメント活動の在り方、セクター別優先アクション等について、WBCSD、ガイダンスの策定に関与したサステナブルファイナンスを専門とするシンクタンク”Planet Tracker”の有識者が解説しました。各セクターを代表して、清水建設(株)環境経営推進室 グリーンインフラ推進部 主席マネージャーの小松裕幸様、(株)三井住友フィナンシャルグループ 社会的価値創造企画部 シニア・サステナビリティ・エキスパートの島健治様も登壇し、ガイダンスへの講評、セクターの特性・課題を踏まえて取り組むべきこと、自社の取組みなどを共有いただきました。
参加者からも、ガイダンスに対する改善点や、能力構築・部門間連携の必要性、投融資先との対話におけるポイント等について、活発に意見・質問が出されました。
スピーカー(登壇順)
建設セクター
- Claudia Schweizer, Built environment Manager, WBCSD
- 清水建設(株) 環境経営推進室 グリーンインフラ推進部 主席マネージャー 小松 裕幸様
金融セクター
- Peter Elwin, Director of Fixed Income, Head of Food & Land Use Programme, Planet Tracker
- (株)三井住友フィナンシャルグループ 社会的価値創造企画部 シニア・サステナビリティ・エキスパート 島 健治様
当日の様子