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第118回NGO活動成果報告会をオンライン開催(5月30日)

2024.7.16

経団連自然保護協議会

5月30日に経団連自然保護協議会は、バードライフ・インターナショナル東京の宮崎事務局長をお招きして第118回NGO活動成果報告会をオンライン開催しました。この会合は経団連自然保護基金より支援しているプロジェクトの進捗報告を実施者より寄付社・者および会員へ報告いただくことで、現場の課題を知り、意見交換をする機会の場としております。
今回報告いただいた活動は、2023年度に協働事業助成で唯一支援が決定したプロジェクトです。タイトルは「ソングバードの絶滅回避と生物多様性保全 ~ローカルとグローバルの取組により解決策を導く~」になります。東南アジア諸国では鳥が鳴き声の美しさを競うソングバード・コンテストが幅広く行われ、人気を集めています。その人気ゆえ、ソングバードに対する需要は大きく、ソングバードの中には、IUCNのレッドリストに掲載された絶滅危惧種とされているものも多いようです。このプロジェクトでは、現地法人のブルーン・インドネシア(インドネシアのパートナー団体)と共同で、スマトラ島南部の熱帯雨林保全を行っています。また保全活動とともに、近絶滅動物のスマトラトラやゾウなどの希少動物の保護や地域住民へのあらたな生計手段であるアグロフォレストリーを導入しています。これらの活動を通じ、インドネシア・ジャワ島において、乱獲を行っているソングバード飼育者やコンテスト主催者の行動変革を促し、その取組み結果を東南アジア各国関係者へ提言・普及することを目指しています。
当日は、持続可能な開発への自治体や地域企業の意識と持続可能性、バードライフ・インターナショナル東京とブルーン・インドネシアが今後行う予定のアグロフォレストリー以外の活動等をめぐり、会員より質問が寄せられました。宮崎事務局長からは、「ブルーン・インドネシアは自治体(州政府)との関係が良好で、今後はインドネシアで強制力をもった保全活動になれば、一段上の取組みとなっていくことが予想される」、他方で、「アグロフォレストリーでの生産物をより良いものにするためには、地元企業と農業研究所との連携が不可欠。その生産物の販売ルートの確保について支援を行うことが地域住民の生計の向上に繋がる仕組みづくりに励んでいる」、さらには「マーケティングによって需要のある高価取引商品の開発・検討を進めている」との説明をいただきました。

ジャワ島(インドネシア)でのソングバード取引の様子①・②

 

【参考情報】

バードライフ・インターナショナル東京(WEBページのURL)

https://tokyo.birdlife.org/

 

 

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