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第52回公益信託経団連自然保護基金 運営委員会の開催

2024.8.21

公益信託経団連自然保護基金/経団連自然保護協議会

2024年7月26日(金)に公益信託経団連自然保護基金は運営委員会を開催いたしました。議案は4つありましたが、審議の結果、第1号議案、第2号議案および第3号議案を原案どおり承認されました。第4号議案について、「SATOYAMAイニシアティブ推進プログラム」(COMDEKS)※の実施団体である国連開発計画(UNDP)より報告がありました。

今年度、COMDEKSフェーズ4がKNCFによる支援2年目を迎えることから、運営委員は、UNDPのパックストン美登利政策・プログラム支援局自然環境部長より、COMDEKSフェーズ4の進捗状況について報告を受けました。同部長からは、UNU-IASとの協力によるレジリエンス指標の更新*、地球環境ファシリティ小規模無償プログラム(SGP)の国別チームと協力した研修の実施(ナレッジの共有)等を通じて、プログラム全体の効果的な推進に努めていることについて説明があったほか、参加国における支援プロジェクトの選定プロセスがそれぞれ進む中、既に4ヵ国(モロッコ・ガーナ・ペルー・カメルーン)で支援先の決定、助成金の交付、年間スケジュールの作成等、個別プロジェクトの実施に着手していることなどが紹介されました。その後、運営委員は同部長との率直な意見交換を行い、フェーズ4が順調に進捗していることを確認できました。

 

*社会生態学的生産ランドスケープ・シースケープ(SEPLS)のレジリエンス指標や、生物多様性国家戦略および行動計画(NBSAP)にランドスケープ・アプローチを統合するためのガイダンスなど、UNU-IASとの技術および知識協力を通じて、プロジェクトを進めています。

 

UNDPのパックストン部長(写真右から3番目)と齊藤駐日副代表(写真右から4番目)を囲んで

 

経団連自然保護基金運営委員会 委員等

(敬称略 2024年7月現在)

委員長:

渡邉 綱男((一財)自然環境研究センター 上級研究員 写真右から2番目)

委 員(ご就任順):

関 正雄(放送大学 客員教授 写真左から3番目)

川北 秀人(人と組織と地球のための国際研究所 代表 委任状出席)

古田 尚也(大正大学 教授 写真右から1番目)

岡部 貴美子((国研)森林研究・整備機構 森林総合研究所 研究専門員 写真左から2番目)

太田 珠美(株式会社大和総研 金融調査部ESG調査課長・主任研究員 写真左から1番目)

 

【参考情報】

※■議事

第1号議案 2023年度 事業報告について

第2号議案 助成事業の状況

第3号議案 2025年度助成対象の募集・選考について

第4号議案 COMDEKS案件について

※COMDEKSフェーズ4は、UNDPを実施主体として、環境省、経団連自然保護基金/経団連自然保護協議会、生物多様性条約(CBD)事務局・国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)の連携の下、2022年12月に発足した取組みです。COMDEKSフェーズ4では、昆明・モントリオール生物多様性枠組(GBF)の実現への貢献を目指し、地域社会とともに、社会生態学的生産ランドスケープ(SEPLS)における持続可能な生物多様性保全、ガバナンスおよび生計向上に寄与することを主眼に、15カ国でコミュニティと市民社会主導による多様なプロジェクトを推進しています。

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