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有識者を招いてのネイチャーポジティブ経営推進のための懇談会～シリーズ第４回（８/27）～

経団連自然保護協議会では、生物多様性保全に関する企業の具体的な取り組みへの期待が高まっていることを踏まえ、テーマ別に有識者と深堀を行うためのイベント「有識者を招いてのネイチャーポジティブ経営推進のための懇談会」を、京都大学農学研究科の栗山浩一教授ご協力のもと４回シリーズにて企画、開催しました。第４回は８月27日、オンラインウェビナーにて「COP16の主な論点、ネイチャーポジティブに関する欧州の最新動向」をテーマに、栗山教授のご挨拶の後、東京大学大学院農学生命科学研究科の香坂 玲教授にご登壇いただき、生物多様性保全を進めて行く上での気候変動対策との違い、COP15の議論を踏まえたCOP16での論点や現段階での議論動向、各国における生物多様性取引制度等、海外の最新動向について講義をいただきました。フリーディスカッションの場では、COP16でのモニタリング指標の議論において、特定機関が提示する指標が採用される可能性、生物多様性取引制度のCOP16での議論の動向、生物多様性オフセットの日本での導入可能性等について活発に意見、質問が出ました。栗山教授、香坂教授より具体的に回答をいただき、理解が深まりました。

京都大学農学研究科　栗山浩一教授

東京大学大学院　農学生命科学研究科　香坂玲教授