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外来生物法20周年(2025年)を前に2月2日、シンポジウム「琵琶湖で考えるリリース禁止となかなか終わらないブラックバス問題」開催

2025.1.27

全国ブラックバス防除市民ネットワーク

外来生物法施行時に残されたブラックバス問題の「宿題」

2005年に外来生物法が施行されたとき、37種の外来生物が特定外来生物に第一次指定されました。当時、在来生物への影響が最も心配されていたブラックバス(オオクチバス・コクチバス)もそのひとつでした。しかし、このときは当時ブラックバス釣りがブームだったことから指定に反対する声も大きく、「宿題」を残した指定となりました。そのひとつがオオクチバスの漁業権、もうひとつがせっかく釣ってもまたその場に戻してしまうキャッチ&リリースでした。私たち全国ブラックバス防除市民ネットワーク(通称ノーバスネット)は、外来生物法施行20周年(2025年6月)を前に、2月2日、このキャッチ&リリースについて考えるシンポジウムを開催することにしました。

リリースを禁止した「琵琶湖レジャー条例」のご当地でシンポジウム開催

滋賀県は外来魚のリリースを最も早く禁じた条例を持つ先駆県です。それはいわゆる「琵琶湖レジャー条例」で、外来生物法に2年先立つ2003年に施行されました。同県は琵琶湖におけるブラックバスやブルーギルの駆除にも長く取り組み、今日ブルーギルは激減し、ブラックバスも琵琶湖内の水域によっては数を減らしています。そんな滋賀県の、しかも、多数の固有種が生息する世界的古代湖・琵琶湖の畔に建つ琵琶湖博物館を、シンポジウム会場としてお借りしました。

ネイチャー・ポジティブから釣り人の実感まで。キャッチ&リリースを見直してみよう

基調講演は元滋賀県知事で、琵琶湖博物館の創設にもかかわられた嘉田由紀子参議院議員です。そして、琵琶湖レジャー条例の担当課である滋賀県琵琶湖保全再生課の山本あすかさん、琵琶湖で25年間、外来魚駆除大会を開催してきた琵琶湖を戻す会の高田昌彦さん、釣り人として外来魚駆除に20年間取り組んできた、東京勤労者つり団体連合会の伊藤亨さん、佐藤弘さん、魚類・水生生物類の外来生物問題の第一人者で琵琶湖博物館特別研究員の中井克樹さんに話題を提供していただきます。生物多様性の保全の意義と外来生物対策の必要性が広く認識されつつある今日、キャッチ&リリースについて、リリース禁止の先駆池琵琶湖から、改めて考えて見たいと思います。多くの方のご参加をお待ちしています。

 

シンポジウム「琵琶湖で考えるリリース禁止となかなか終わらないブラックバス問題」

シンポジウムチラシ

 

この場所で過去最高の外来魚駆除量184キロを記録した2017年の外来魚駆除大会

2024年度のエリ漁体験では外来魚が1匹も獲れず、在来魚のみだった

 

 

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