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経団連自然保護協議会委託「先進的企業事例と体験から学ぶネイチャーポジティブセミナー」第３回の開催

経団連自然保護協議会（西澤敬二会長）では、企業人向けの環境教育の推進を目的に、2024年度と2025年度にわたり、「先進的企業事例と体験から学ぶネイチャーポジティブセミナー」(委託先：一般社団法人ヤマネ・いきもの研究所)を開催しました。

11月20、21日、最終回となる第３回目のセミナーを「ネイチャーポジティブを実現するグリーンインフラの体験と学び」をテーマとして開催し、世界に先駆けて整備されたグリーンインフラの事例として、山梨県北杜市にある「ヤマネブリッジ」と「アニマルパスウェイ」を建設関係者とともに視察するとともに、その効果や産官学民連携による取組みについて学びました。

セミナー初日の冒頭に、生物多様性アカデミーの小堀洋美代表理事より「ネイチャーポジティブと企業の関わり」についてご説明をいただきました。続いて、「ヤマネブリッジ」と「アニマルパスウェイ」を視察した後、ヤマネ・いきもの研究所の湊秋作代表より、二ホンヤマネの生態および「ヤマネブリッジ」と「アニマルパスウェイ」の機能や効果についてご説明を伺いました。

二日目には、国土交通省総合政策局環境政策課の高森真人氏より、グリーンインフラの「最新動向」「多様な機能と効果」「支援策」についてのご説明をいただきました。また、「ヤマネブリッジ」と「アニマルパスウェイ」の建設関係者を交えて、グリーンインフラの実装における産官学民連携の重要性やについて学びました。

参加者から、グリーンインフラの実装に向けた現場での具体的なノウハウを学ぶことができ、実際に「ヤマネブリッジ」と「アニマルパスウェイ」を視察する貴重な体験ができた、との声が寄せられました。

ヤマネブリッジの視察

アニマルパスウェイの視察