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わが社の自然保護・生物多様性保全活動(昭和シェル石油株式会社)

2015.6.26

昭和シェル石油株式会社〔会員企業)

 昭和シェル石油では、環境保全は重要な活動と位置付け次世代の子どもたちに、身近な環境について考え行動するきかっけを提供する活動を行っています。


「環境フォト・コンテスト「わたしのまちの○とx」とは」

エネルギーに関わる企業として、環境保 全は果たすべき重要な社会的責任である。 自らの活動だけでなく、新たな取り組みと して生活者の視点から環 境について考え てもらう「きっかけ 」を提供することも重要な企業の取り組みと考え、2005年に環境 フォト・コンテスト「わたしのまちの○と×」 をスタートさせた。
このフォト・コンテストは、日頃見落とし てしまいがちな身近な 景から、視覚を通して環境問題に対する新たな視 点を発掘し、それらの問題解決のために企業や地域、そして一人一人が考え、行動する社会的ムーブメントにつなげることを目的としている。身近なまちの環境をいつまでも残したい「○」と、すぐにでも変えたい「×」の写 真で対比し、その写真に200文字のコメン トを付けて1つの作品にする。これまで、残したい「○」の写真を扱うフォト・コンテスト は存在していたが、〇と×の対比という他に類を見ない課題が 難しく応募が集まらないのでは?と心配しながらスタートしたが、その不安は応募作品を見て払拭された。環境についてのさまざまな思いが、素晴らしい作品となり、これまでに10回を終 え累計4万5千点を超える作品が寄せられている。


「環境教育の教材としての活用が広がる」 

このコンテストには、多くの小学生〜高校生が学校の環境教育の授業や、夏休み の課題として取り組んでいる。学校団体の 応募も毎回150校を超え、学年や学 校単 位で毎年取り組む学校も増えている。先生 方からは、作品作りを通じ環境について調 べ、構成を考え撮影し、作文して作品を作 り上げる一連の作業が 総合学習として効果的であると高い評価をいただくととも に、作品作りから地域社会への関心を持つ ようになり、改善活動を始めるきっかけと なったとのご意見もいただいている。このコンテストは熊本県で取り入れられ、環境フォト・コンテスト「わたしのまちの○と×・ 熊本」として、多くの子どもたちが熊本の環境問題に取り組んでいる。


「「きっかけ」から「行動」へ」

この夏、第1回作品の「その後」を探しに、 神奈川県横須賀市追浜を訪れた。10年前 撮影された作品の「×」の場所は、現在とてもきれいな「○」の場所に変わっていた。この変化はコンテストでの入賞が 直接的なきっかけかどうかは分からないが、気が付いた誰かが改善したのだ。この10年間の作品が生み出された多くの「まち」で、このような素敵な変化が起きていることだろう。


(寄稿:昭和シェル石油株式会社広報部 大津麻衣)


KNCFNEWS 68号より転載しました。(事務局)

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