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ココン州トゥマバン郡での生物多様性保全と持続可能な経済開発モデルづくり(基金助成事業)

2015.7.13

コンサベーション・インターナショナル・カンボジア

2012年度から3年間のご支援により、カンボジア西部のココン州での生物多様性と持続可能な経済開発モデルの改善に取組みました。
カンボジア国内で森林の減少・劣化が急速に進むなか、対象地には、野生動物にとっての多種多様な生息地が今も手つかずで残されています。アジアクロクマ、アジアゾウ、センザンコウ、マクジャク、シャムワニ、アジアアロワナなど50を超えるIUCNレッドリスト掲載種が生息する森です。

絶滅の危機に瀕するこれらの種の多くにとって、伝統的な薬、消費あるいはペット飼育を目的とした高値での取引が大きな脅威です。付近に暮らす地元コミュニティは、他に現金収入源がなく、最低限の生活の維持に必要な食料品や医薬品などを購入するために、野生生物を捕獲・販売し、現金を得てきました。

プロジェクトでは、1)政府のレンジャーによるパトロールと保護区域の管理を通じた生息地と生物多様性の保全、2)地元コミュニティによる保全活動、そして3)地元コミュニティの長期的な経済開発モデルづくりに取組みました。

3年間の簡易的調査により、アジアゾウ(絶滅危惧種:EN)、シャムワニ(近絶滅種:CR)、アジアアロワナ(絶滅危惧種:EN)、ボウシテナガザル (絶滅危惧種:EN), ビロードカワウソ(危急種:VU)などの絶滅危惧種の個体数が増加傾向にあることが示されました。

農耕機修理のトレーニングに参加する地元住民
アロワナが生息する池
森の中を行くアジアゾウ
発見された罠を撤去する地元パトローラー
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