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わが社の自然保護・生物多様性保全活動(ANAホールディングス株式会社)

2016.2.22

ANAホールディングス株式会社(会員企業)

「安心と信頼を基礎に、世界をつなぐ心の翼で、夢にあふれる未来に貢献します」ANA グループ経営理念に基づいて、未来社会の創造に取り組んでいます。


自然環境に対する考え方

 航空運送事業の活動に伴い、化石燃料を消費しCO2 を排出していることから、環境保全活動に取り組むことは責務と考えている。新世代・省エネ機材の積極的な導入をはじめとする取り組みにより、運輸業界で初めて2008 年に環境省より「エコ・ファースト企業」に認定された。社会貢献活動と連動させた環境保全活動にも取り組んでおり、その中から2 例をご紹介したい。


震災復興支援としての活動(宮城県三陸町)

 東日本大震災が発生した翌月から、湯沸し機能を備えた航空機用の除雪車を使用し2 ヶ月間、「ANA こころの湯」と称して南三陸町の仮設住宅に風呂の湯を提供した。翌年からは、地域の雇用創出や活性化につながる支援の仕組みとして、南三陸町の森を「ANA こころの森」として借り受け、その保全活動から生じる間伐材を材料としたノベルティグッズやおもちゃなどの作成を、地元の工場に発注している。森林保全活動には社員ボランティアを毎年春と秋の2回派遣して、地元との人的交流も継続している。また、国内線運航で排出されたCO2 を森の木々が吸収するCO2 によってオフセット(埋め合わせ)する制度「ANA カーボン・オフセットプログラム」において、今年6 月より、利用者にお支払いいただいた資金を南三陸町の森づくりに活用している。
 なお、仙台空港近くの宮城県名取市では、「海外林再生プロジェクト」を支援している。


他の企業と連携した活動(沖縄県恩納村)

 沖縄観光の魅力に美しい海がある。しかし沖縄のサンゴは、海水温の上昇などにより減少している。沖縄の美しい海を次世代に残すため、沖縄県内外の企業に呼びかけて2004 年に結成したのが「チーム美ら(ちゅら)サンゴ」。以来10 年以上にわたり“ サンゴの植えつけ” に取り組んでいる。現在の参加企業は15 社。地元の漁業協同組合と連携して、養殖したサンゴの苗を各社の社員を中心とするボランティアダイバーが植えつける。苗づくりなどを行うノンダイバーも含め、これまでに延べ約2500 名が参加し、4000 本以上のサンゴの苗を植えつけてきた。この活動が認められ、2012 年の全国豊かな海づくり大会で、漁場・環境保全部門で農林水産大臣賞を受賞し、天皇・皇后両陛下お手渡しのサンゴの苗を頂戴した。
 なお、環境月間である毎年6 月には、啓蒙活動を兼ねてマイルによる寄付を呼び掛け、お客様にもご協力をいただいている。
 社員ボランティアに加え、ご賛同いただけるお客様の協力も得ながら、社会貢献活動と連動した環境保全活動に今後も取りくんでいきたい。

(寄稿:地域・社会連携グループ 総括/須藤誠氏)


KNCFNEWS 70号より転載しました。(事務局) 

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