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国内支援プロジェクト視察
2019.9.26
経団連自然保護協議会
2019年度の国内支援プロジェクト視察は、8月30日(金)に二宮会長、石原部会長ほか24名の参加を得てC.W.ニコル・アファンの森財団が運営する長野県信濃町のアファンの森を訪問した。
アファンの森は長野県の北端、飯綱山の麓に位置し、放置された里山をC.W.ニコル氏が1986年に買い取り、多様性豊かで健康な森によみがえらせることを意図して整備を続けてきたものである。経団連自然保護基金は、2012年以降継続して、その取組みを支援してきた。
今回の訪問では、森の再生、また心に傷を負った子どもたちの心の再生に取り組んできた経緯と想いをC.W.ニコル氏から伺うとともに、30年の歳月を経て豊かに再生された森を、生物多様性や生きものの視点からの解説を聞きながら視察した。 今回の視察は、アファンの森財団が実践する「100年後の森のためにいま何ができるか」との視点を、今後の生物多様性保全への取り組みに活かしていきたいとの想いを馳せる機会となった。